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  [No.140] 人生と運命[9] 投稿者:5595   投稿日:2010/12/21(Tue) 18:20:28   41clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

6時49分
「うーん………」
何故だか怪我が回復している。
多分ワニノコのおかげだろう。
俺はワニノコを探した。
しかし、ワニノコの姿は無かった。

オオタチはとっくに起きている。
あ、オオタチ。早く行こうぜ!
と言いたかった。
しかし、オオタチはめちゃくちゃ落ち込んでいる………

こんな所で引き下がってたまるか!
「オオタチ!行こうぜ!」
「は、はい…………」

何かやりずらい亀裂が俺とオオタチの間に入った。

10分後
前回、オオタチの足場が崩れた後が残っていた。
俺とオオタチは注意して登った。
そこには昨日見ただけの広間があった。
人、ポケモンはほとんどいない。
「……なあ、ベランダ行こうぜ…」
そう言って俺はベランダに行こうとすると、オオタチも黙ってついてきた。
ベランダに行くと雲が真横にあった。

俺が黙ってイスに座って、



「なあ、オオタチ。昨日の事、引きずんなよ。」
「…………………」
俺の一言が余計に空気を悪くする。
「もし、俺がオオタチだったら俺もお前の足を掴んでいたはずだ。」
「…………………」
「……大変な状況になったら………誰かに頼れよ」
「…………………」
「一匹じゃ何も出来ないぜ」
「……………………」
「生物はさぁ、仲間と力を合わせることが出来るから、強いんだ」
「………………」
「まあ、大体俺が登れなかったからいけなかったんだ………」
俺がしゃべり続けると、
「いえ…イーブイさんは悪くないです……」
「い、いや!?違う!俺が……」
「私の不甲斐なさのせいです……」
「いや…だから……」
「……うっ…うっ………」
いやいやいやいや!?泣くの早いよ!
「ウワアアァァァン!!」
オオタチは泣き叫んでその場にうずくまった。
「な、泣くなって………」
「ううぅぅ………」
「昨日の事は忘れようよ………ね?」




30分後

ようやく泣くのを止めた。
「イーブイさんって……変わってますね………」
「ん?どこが?」
そう聞くと、
「だって…本当なら、男の子って、邪魔だ!とか言うじゃないですか………」
やっぱり、俺の事を勘違いしているな……
「優しいんですね……」
やべえ、俺この空気無理だ………

大体、俺は[優しい]何て言われた事なんて無い。
多分、俺の頬が赤くなっているような気がする………
「い、いや…………そう………かな…」
「あ、男の子なんだから赤くなっちゃ駄目ですよ」
さっきの泣きはどういう事か………
「あ、赤くなってない!」
っていうか俺、男の子じゃないし。


21時17分
「星空が綺麗ですね………」
俺はそういう話に興味がわかない。
「そう言えばあの男、さっきから俺たちの方向いているよな……」
俺が違う話に移動した。
「あ、イーブイさん、人間の噂知ってます?」
「ん?」
そう聞くと思いもよらぬ発言をした。
「人間は最近、食料が無いからポケモンを食べようとしているとか…」
はぁ!?嘘だろ?大体食べても美味しくないし!
「ハッハッハ。嘘だろ?」
「多分そうですよ。所詮噂です」
たが、俺は少し心配していた。

……もし…俺が……食べられるのか?

22時50分
俺とオオタチは眠りについた。












うーん…はっ!ここは?
気がつくと俺は草原にいた……
しかし、驚くのはこれだけではない。
まわりに人間が俺を囲むようにしていた。
一人の男が無言で俺の体にナイフで傷をつけた。
「うっ!」
俺はたちまちよろける。

俺の体に傷がどんどんついてくる。
「…………ぅっ………」
俺の体が動かない状況で、前足、後ろ足をロープで結ぶ。
とても恥ずかしい状態になった。簡単に言えば……豚の丸焼き状態。
俺は目から大粒の雫をたらした。

俺は炎の場所へつれて行かれた。
「そーれっ!」
俺は炎の場所に投げられた。











「んはっ!?」
俺は目を覚ました。
夢だった。
なぜか、俺の涙と汗で床がぐっしょりしていた。


「ハァ、ハァ……夢でよかった………」


俺は再び眠りについた。





作者からのお知らせ
今後から更新が遅くなります。
理由はWiiがとられるからです……
でも週1なら可能です。
勝手ながらすみません。


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