人間とポケモンの関係にスポットをあてるとき、恋愛関係にしろ友情関係にしろ、どうしても人間視点を基準にして見てしまいがちですが、WKさんの今回のお話はポケモンの視点を始点としてこの関係を考察していたため、今までにない新鮮な余韻を感じることができました。
一途な片思いで特にこれといった盛り上がりもなく恋愛が終結するという類の話は私たち現実の人間界での飲み会の席でもよく聞くのですが(笑)、ポケモンが自らの想いを素直に表現できないままトレーナーと長い間旅を続け、その結果どうやって自分の気持ちに決着をつけなければならないのかを考えると、ちょっと儚げなドラマが展開しそうでドキドキしました。