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  [No.3158] 禍津水神 投稿者:「禍津」が一発変換されないのがつらい   投稿日:2013/12/04(Wed) 23:45:23   59clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

こんばんは。お初にお目にかかります、禍津水神の作者です。
勝手がよくわからないもので手違い、不備などございましたら申し訳ございません。

一番初めにこのお話の原型を思い付いたきっかけは今年行われた式年遷宮だったはずなのですが、まあそんな話はさておいて。
鳥居の向こうに入っていくお話が多かったので、「鳥居の向こうに出る」お話・「鳥居の中からこちらを覗きこむ」ようなお話を、と禍津水神を書きました。こんなにキュウコンだらけ狐だらけになるなんて思いも寄らなかったんですが、内容的にどうしても日照りキュウコンを使いたかったので……勘弁してください。「水神様」の正体にタイトル詐欺だと言って頂ければこの上ない幸せです。

さてはて、巫女ちゃんの存在も忘れてはなりません。王道的な「童話のお姫様」的な素質を持った子ですが、書いているうちに少しずつ彼女も変化しております。上手く書けていますように、伝わりますようにと作者としては祈るしかありませんが……。鳥居の向こうにいるちっぽけな女の子。禍津水神の物語は鳥居の向こう「へ」を軸に水神様と彼女の「鎖を引き千切る」お話(のつもり)です。それは精神的にも物理的にも。……ああ、なんだか語っちゃってて、小恥ずかしいですね。

それでは最後に一つだけ。こちらも禍津水神を書く上で気を付けていたつもりです。
学問の神様、天神・菅原道真公もですが、日本の神様(というよりも多神教の神様たちでしょうか)って普通に禍津神様や怨霊がいらっしゃったりするんですよね。鳥居の向こうに居る者たちは必ずしも「良いもの」とは限らず、ヒトの思考や見方によってその解釈は歪められます。生の神は死の神に。焔神は水神に。

貴方のご存知の神様は、本当に「水神様」ですか?


楽しんでいただければ幸いです。
お付き合い有難うございました。


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