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  [No.221] その4前編 ある夏のキャンプ〜シャドーボール事件〜 投稿者:マコ   投稿日:2011/03/13(Sun) 17:27:07   63clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

私の通う大学に、御影さんという一風変わった人がいます。
・・・嫌、一風どころではないかもしれません。
まず、第一に、年齢不詳で何回生かすらわからないです。とりあえず、私が入学した時からいるらしいです。大学院に行っているわけではないという話も聞きました。ちなみに私は二回生です。
第二に、大学近辺の安アパート「幸薄荘」に住んでます。最近になって知りましたが、あそこはカゲボウズがいっぱいいるらしいです。あんなところに住めるのが凄いです。
第三に、変なイベントに参加しては、凄い伝説を残してます。ここでは言えない話もあります。
そして、最後に、なぜか私はよくその彼に会います。しかも会う度に問題を証明するよう迫ってくるんです。更にそれをすぐ解かないと拗ねます。子どもです。難題を突き付けられた日には、泣きながら調べてます。
そんな御影さんですが、今は夏休みです。会うこともないって思っていました。

でも、甘かったです。

そんな夏のある日の話をしましょう。



その日、私は劇場の男友達(みんな年上)8人とキャンプ場に向かっていました。車2台に分乗して、ポケモン達も一緒です。
その場所は空気が綺麗で、気持ちがいいです。
「行ってよかったー!」
「おいコラマイコ、そんなん言うてる暇あったら手伝え!」
「はーい!」
オオバヤシ ケンジさん(私はばーやんって呼んでる)に叱られました。
・・・今、カレー作りの準備の最中でした。でも私はかなり不器用です。中学時代にミシン壊したことあるし・・・。手先の器用さが求められる細工は下手です。
私は何をすれば・・・って考えていると、

ゴンッ!

影の塊(シャドーボールらしい)が後頭部に直撃し、コウノ リョウスケくんが倒れてしまいました。
私は、ばーやんと一緒に、コウノくんをコテージに運びました。

コテージ内で看病よろしく枕元に2人座り、様子を見ていましたが、起きる気配がありません。ポカブ(私のパートナー)と、バチュル(ばーやんのパートナー)も不安そうです。
その時、コウノくんのパートナーのエモンガが弱い電気を身にまとい、彼の胸にうつ伏せになるよう、勢い良く乗りました。弱めの「スパーク」みたいです。AED(除細動)と原理は一緒です。

ビクン!!

体が震えた後、コウノくんがようやく目覚めました。
「あれ、オオバヤシさんにマイコやないですか。・・・僕何でここに」
「お前いきなり倒れよったから連れてきてん。」
「ばーやん、いきなりはないでしょ。影の塊が頭に当たって倒れて、看病してたけど。・・・歩ける?」
「「マイコこそいきなりやん!」」
そんなこんなでコウノくんも無事歩けるぐらいに回復し、みんなのところに戻ると、カレーができてました。料理のうまい、ハマイエ リュウイチくんに指揮を任せた甲斐があった気がします。イイ匂い!

大絶賛のカレーをみんなで(ポケモン含め)平らげ、自由時間です。
キャンプファイヤーの木の枠ができて、川で遊ぼうとしたら、フジワラ トキくんのパートナー、ヒトモシが木立に入っていきました。ビックリしてたら、
「お前もはよ来いや!」
と、トキくんに言われて、私はポカブと一緒に、ヒトモシが行った方向に向かいました。


後編に続く


マコです。今回は前編後編に分けました。
こはるさん、洗濯日和シリーズに登場した御影先輩借りました。すみません。私のフィルターをかけた結果、変人になりました。後編の方が出番が多いと思いますが、キャラがぶっ飛んでいると思います。
【楽しみにして欲しいのよ】


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