第二部終了&第三部突入おめでとうございます。だいぶ間が空いたので、再読をかねて前回から最新話まで通して読みました。濃かった……。
ドリームワールドだってー!?
正直なところ、明け色のチェイサーとしてやるべき事は第二部で終わりだと私は思っていたので、(後は闇隠しの事後処理とかかと)この展開はそう来るのか……となりました。サモンさんキョウヘイさんに勝手にカプの影を感じていた者としては、サモンさん!? サモンさんってそうなんだ、キョウヘイ君ってそうなんだ……としみじみしてました。チェイサーって男女の矢印が成立してる率高いですね、いいですね、うふふ。
サモンさんというキャラクター自体の解像度が低かったので、ここに来て彼女の闇に触れたというか、拗らせた部分を見れたというか……。これ、最強に固執するキョウヘイ君だから、彼女の理解者になろうとしたんですかね。だとしたら、エモーショナルですね。ゾロアークという個人的な推し種族もいたので、メインで関わってきそうな予感がして胸が踊ります。
20話付近のクロイゼル最終決戦、これまで登場した〈エレメンツ〉〈シザークロス〉〈ダスク〉の皆さんそろい踏みだ! オールスターですね。レイン所長とマーシャドーの関係にグッときたので、彼はまた一つ私の推しとして強くなりました。
あのすみません。だいぶ悩んだのですが、この20話付近に関して、正直な感想を送らせてもらいます。
どうにも、「明け色のチェイサー」自体が持つ『みんなを救う』という信条と、民衆へ向けられた軽蔑がちぐはぐとしているようで、私は苦手だと分かりました。
そりゃ……クロイゼルってやった事だけ見たら、大罪人ですからね。私が闇隠しで家族をなくしていたら、殺せくらい言いたいですしあんな感情にもなりますよ。関係ないからこそ、巻き込まれた方はムカつきます。
これは寧ろ、母親すら被害にあったユウヅキ氏が、なんであっさりと赦せたんだって話な気がします。それか、一人でも「自分は贖罪なんかいらない」というキャラが欲しかったのだと思う。溜飲を下げたかった。アサヒさんは無事みたいだけど……うーん。
というモヤモヤをしばらく抱えてしまって……読み進めて感想にするまでに時間がかかりました。すみません。
ここからは普通の感想です。申し訳ない。
アサヒさんが一度「何ができる」とクロに焚き付けられた後、奥に眠るマナの魂を起こしたじゃないですか。あのシーンは本当にじんわりと涙腺が弛んでしまって。実は助けられてる印象が強いアサヒさんがきちんと活躍していて。
これは素晴らしいなと。
激動すぎて忘れてましたが、作中でアサユウが確定してる……!!まだまだこう気は抜けなさそうですが、良かったね……!
レジェンズ要素であるオリジン・ディアパルが出てきて「おお!」と声が出ました。伝説との迫力あるバトル。時が戻り続ける戦場とか、ふんだんに伝説戦としての気合い? 特別感? を使ってていいですよね。ビー君、アサヒさんと技を繋いで繋いで、アサヒさんのララちゃんを即座にユウヅキ氏が指示する部分に信頼を感じて好きでした。
感想としてはかなり乱文になりましたが、読みましたというご報告かねてでした。今後も応援しておりますし、空色さんの好きなようにご執筆なさってください。
明け色のチェイサー、完結までゆっくり楽しむつもりです。