マサラのポケモン図書館 カフェラウンジ
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  •   [No.3146] とある小説家の独白 投稿者:GPS   投稿日:2013/12/03(Tue) 19:17:51     50clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

     文章入力ソフトの上書き保存をして、一度深呼吸をする。起承転結のうち、起と承はもう完成していたし、結の部分は大体仕上がった。後は転、それも一番の山場となる部分を書き上げたら完成と言えよう。
     小説家になってから三年余り。俺の作品はいずれも泥沼の愛憎劇や崩壊しきった人間関係、いじめや復讐、虐待などの社会の闇をテーマとしている。新人賞を獲った時の話も、不倫関係にある男女と彼らを取り巻く人々の思いが絡まり合い、乱れ、最終的には誰もが救われないというものだ。
     ありきたりな話と言われればそれまでだし、実際そうだ。俺の書く小説なんていくらでも似たようなものがあるし、昼に放映されているドラマの内容とほとんどが被っているだろう。では何故、ありがたいことだが、こんな一介の小説家の作品が評価されたのか。
     編集者や寄せられる意見から考えるに、俺の作品は感情、特に「恨み」の表現が独特らしい。妙にリアルで生々しく、それでいて客観的。まるで実際に見てきたようだ、と言われることも多い。また、こう言った愛憎渦巻く話というものは一歩間違えれば非現実的になってしまいがちなのだが、ぎりぎりのラインで本当にありそうだと書評に載ったこともある。
     
     なかなか鋭いところを突いてくるじゃないか、と、そんなことを言われる度に思う。
     俺自身は何の変哲も無い家庭に生まれ、特筆すべきことの無い幼少期を過ごし、小節家としてデビューするまでは平凡そのものといった毎日を送ってきた。だから、当の俺は自分の作品にあるような出来事とは無縁に生きてきたのである。
     だけどリアル、っていうのは間違っちゃいない。生々しい、そうだ、だって全て生身の人間たちが繰り広げてきたのだから。俺は関わっていないから客観的というのも正解だ。でも、実際に見てきた、というところはちょっと違うかもしれない。
     何の経験も無い俺が、完全に恨みの感情を再現しようとするならば想像力だけでは無理がある。わからないことはほかの人に聞けばいいかもしれないが、まさか「夫が不倫してどう思ったか?」とか「いじめられてた時何考えていた?」なんてほいほい聞くわけにはいかないだろう。
     じゃあどうするか、簡単なことだ。現実に人間が抱く恨みの感情を、そのまま吸い取ってしまえばいい。

     「カゲちゃんー、ご飯だよー」

     呑気な青年の声が部屋に響いた。ちっ。せっかくモノローグがいいところだったのに。
     しかし漂ってくるおいしそうな匂いにはあがらえない。別に、カゲボウズだって人の感情ばっかり食べて暮らしているわけじゃ無いのだ。俺を溺愛している青年が机に並べた、じゅうじゅうと音を立てているハンバーグに思わず喉が鳴る。
     
     「新作の調子はどう?カゲの書く話、いつも楽しみにしてるからね」

     俺の分のハンバーグを切り分けてくれながらそう笑う彼のスマートフォンをテレキネシスで引き寄せ、メモアプリに「まあまあだ」と入力する。それを見て、良かった、と頷いた彼は満足そうに俺の頭を撫でてきた。
     北野祐一、そんな名前を冠したこの青年は十一の頃に俺と出会った。ポチエナの群れに袋叩きにされていた俺を果敢にも助けだしてくれた祐一は俺のことがいたく気に入ったようで、傷が完治してからも何かと世話を焼くようになる。俺としても人に所有されることに抵抗があったわけでは無いため、いつしか彼のポケモンのような立ち位置になっていた。
     やがて、祐一は中学に入ったあたりから俺に言葉を教え始めた。ゴーストポケモンなら人の感情とかに敏感だから人の言葉も理解できるはずだ、と思ったようである。彼の目論見はあたり、俺は瞬く間に人の言葉を操れるようになっていった。
     次に、祐一は「テレキネシス」の技マシンを俺に与えた。俺の身体ではペンなどとても握れないし、キーボードを打つこともままならないだろうから、念力で動かしてみなよと彼は言った。初めは操作の難しさに戸惑ったものの、しばらくして俺は超能力を応用してパソコンを使えるようになる。
     祐一の元に来てからも、俺はカゲボウズとしての習性から、恨みの感情を何度か食べていた。ある時、ふと浮気された女のことを祐一に話してみると、彼はとても興味深そうに聞き、そしてこう言った。
     それ、一つの作品として昇華するべきなんじゃないかな、と。
     祐一は本が大好きで、その影響を受けた俺も彼の本をよく勝手に読んでいた。それらを参考にして見よう見まねで小説を書き、祐一の好評を得て、気まぐれで新人賞に応募してみた。

     それからだ。
     完全覆面作家、北野影一が筆を執るようになったのは。

     「それでカゲ、今日は『取材』の日でしょ?ヤミカラスに気を付けてね」

     ソースをつけた俺の口を拭いながら祐一が言う。わかってるという思いを込めて頷き、すっかり日の暮れた外に目を向けた。
     最初は、恨みの感情をやたらと利用してよいのかという罪悪感もあった。でもまあ考えてみれば、「食い物にしている」という意味ではあまり変わらないし、俺が食べることによって楽になれるならそう悪くはないだろう。持ちつ持たれつ、そう思うことにしている。
     今宵もきっと、誰の感情を食べるか選ぶのが困難だ。それだけ人間というのは恨みやすい生き物なのだろうか。目の前ででれでれしている祐一を見るとあまりそう思えないのだが……。

     それはともかく、もしも誰かが恨めしくて仕方ないという時は俺にファンレターを送ってほしい。住所を頼りに会いにいくし、その感情をきれいさっぱり食べつくすことを約束しよう。なんだったらサインくらい書いてもいい。
     え?流石に小説にされるのは嫌だって?
     安心しろ。誰のものだったかわからないように、名前は完全に、シチュエーションや設定もある程度は変えているから。この物語はフィクションです、なんて便利な言葉もあるしな。
     
     さて、『取材』に乗り出しますか。


      [No.3145] Re: ボツネタの墓場(鳥居バージョン) 投稿者:No.017   投稿日:2013/12/01(Sun) 14:22:46     113clap [■この記事に拍手する] [Tweet]
    タグ:フォルクローレ】 【ハトクローレ

    テキストファイルにネタを箇条書きにしてたんだけど、記事になりきらなかったもん貼っときますね。


    ・藁のレックウザ
    ・アフリカンアート
    ・代参
    ・波小僧
    ・酒の醸造
    ・京劇
    ・三国志
    ・ゴーゴートと人のかかわり的なあれ。
    ・オーロットがやりたい。
    ・ハロウィン
    ・ろうそく
    ・パピヨンマスク
    ・水ポケモンと大航海時代、サメハダーとマッギョ
    ・拝所を潰した呪い(黒いポケモンの影たくさん)
    ・お盆に死者のポケモンバトル
    ・イヨマンテ
    ・ゴーリキー観光
    ・魔女の相棒は
    ・縁結びバルビート 短歌を運ぶイルミーゼ
    ・火山灰とドンメル硝子工芸
    ・獅子舞 噛みつく
    ・火葬と炎ポケモン
    ・おどりの起源はキレイハナ、メロエッタの舞踊
    ・とある部族のあの世
    ・アフリカ神話 雨期
    ・小さな鳥居 ポケモンしか参る事の出来ない神社
    ・ポケモンの為に作った古墳
    ・まぼろし島の正体
    ・とある部族の文様がなぜかミュウツーやポリゴンに酷似 破壊の神?
    ・サーナイトの隠れ里
    ・ハスブレロの恩返し
    ・オニゴーリなまはげ
    ・蟹神社
    ・猫檀家
    ・ジュペッタ百鬼夜行
    ・戻り橋
    ・桜守に生まれ変わる、花神
    ・贋作師ドーブル(ハン・ファン・メーヘレン)
    ・フエンまんじゅう本家争い
    ・ムーランドの絨毯 工芸品
    ・猫好き絵師国芳
    ・とある部族の供養の仕方が 骨をバルチャイのおむつにすること


      [No.2141] 1224 投稿者:紀成   投稿日:2011/12/24(Sat) 11:24:42     91clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    昔々、火の血を継ぐ家に二人の女の子が産まれました
    双子ではありません、二つほど歳の離れた姉妹
    上の子の名前は光江、下の子の名前は光葉といいました

    大きくなるにつれ、二人の違いが嫌でも見えるようになりました
    光江はとても頭が良い子でしたが、性格があまりよくありませんでした
    光葉はとても優しい子でしたが、頭があまりよくありませんでした
    彼女らを取り巻く男は、皆光葉を愛でるようになりました
    光江はそれにとても怒り、嫉妬するようになりました

    大学を出た後、光江は光葉より先に親の決めた相手と結婚しました
    一方光葉は大学で知り合った男と結婚し、そのまま家を出て行きました
    そこで初めて光江は妹に勝ったと思いました 家を捨てた女ほど愚かな物はないと、
    ――その時はそう思いました

    ですがやはり妹には勝てなかったのです

    …………………………

    世間ではクリスマス・イヴ。人々は皆、何処か浮き足立った様子で街を歩く。着飾った街はそんな彼らを優しく見守っているように見える。
    その空間の中で、人には見えない何者かが大量に動き回っていた。揃いの帽子を被り、揃いの鞄を提げ、ビルとビルの間を飛び回る。
    時折、鞄の中から何かを取り出す。それは手紙であったり、小包だったりする。
    『ゲンガーの宅急便』…… 人で知っている物は数少ない、主にポケモンを対象とした宅急便である。
    どんな悪路でも簡単にすり抜けてしまうゲンガー達が荷物を運ぶ。噂では大金持ちのポケモンもリピーターになっているという噂である。
    冷たいビル風が彼らを吹き飛ばそうとする。だが彼らも負けてはいられない。今日は一年のうちで一番の稼ぎ時なのだ。必死で鞄の蓋を押さえ、中の配達品が飛ばないように踏ん張る。


    「今日は……なんだか風がいやに鳴いていますね」
    カフェ・GEK1994の店内。カウンター席に座ってゼクロムを啜っていたミドリがぽつりと言った。その言葉を耳にしたユエが外を見る。
    「そうね。なんだか誰かを呼んでいるみたい」
    「幽霊ですか!?都市伝説にある、事故で子供を亡くした母親が今でも我が子を呼んでいるという――」
    「そんな都市伝説、初めて聞いたわよ」
    オカルト好きの店員が興奮して喋りだした。ユエはふと去年の今頃を思い出していた。マスターは元気かしら。こちらからも何かプレゼントをしたいんだけど、住所が分からない限りは何も出来ないのよね。
    「……」
    ユエのハイネックのセーターには、今朝マスターから届いたプレゼント…… 『不思議の国のアリス』をモチーフにしたブローチがついていた。

    ジャローダは目を細めた。ミドリがいないこの時間帯が、一番彼らに来てもらうのに都合がいい。何しろその存在は、一般人には知られてはいけないのだから。
    『いつも贔屓にしていただき、ありがとうございます』
    『こちらこそ。いつも時間指定が厳しくて、すまない』
    『いえ…… それで、今回はこの二点ですか』
    ゲンガーがジャローダの尾の上に乗せられた二つの小箱を見た。
    『ああ。片方はミナモシティに、もう片方は』
    『分かっております。彼女宛、ですね』

    十二月二十四日が国際的イベントの日だと知っている者は多いが、巷を騒がせている怪人―― ファントムの誕生日だということを知る者は、少ない。
    ジョウト、エンジュシティの外れにある洋館で、彼女はプレゼントに埋もれていた。
    「……何処から伝わったんだか」
    花束、美しくラッピングされた箱の数々。それの一つ一つを彼女は慣れた手つきで空けていく。
    『手伝うか』
    「いや、いい。モルテは少し休んでて」
    モルテの体は疲労していた。宙に浮いていることすら辛そうな顔をしている。ヨノワールの表情なんて普通の人が見ても分からないのだが、彼女には分かった。長い付き合いだからか……
    『しかし、すごい量だな』
    「そうだね」
    話が続かない。モルテは焦った。
    「あそこにいた頃も色々貰ったけど…… 冷たかったな」
    『冷たい?』
    「所詮はあそこの人間ってフィルターをかけられるんだ。何も篭っていない、無機質な何か」
    手を休めて、テーブルの上の花束のうちの一つをとる。時期に合わない明るい黄色。向日葵。
    「一体どこから取って来たのかはしらないけど…… これが一番気に入ったよ」
    『そうか』

    青い空と白い巨大な入道雲。色鮮やかな向日葵たち。そこに、彼女は立っていた。
    笑顔で。

    「もう、残っているのはここだけになっちゃったな」
    花束を抱きしめ、彼女は呟いた。


    ………………………………
    光江は子供を産めない身体だったのです
    焦った彼女の父親は、もう一人の娘に子供ができていることを突き止めました
    そしてその子を自分の孫として家に呼ぶことにしたのです

    光江はその子を養子としましたが、あくまで外側だけ
    内側はその子を憎み、殺したいという気持ちが渦巻いていました
    ですが、その子を殺すことは最期まで出来ませんでした

    彼女は、別の何かに見初められていたのです
    本当に血を継いでいたのは、彼女だったのです


      [No.2140] With Heart and Voice 2 投稿者:きとら   《URL》   投稿日:2011/12/24(Sat) 00:26:08     97clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

     すれ違う度、それには気付いていた。

     垣根を軽く乗り越えて、いつものように元気よく。窓から見る彼女は外で見るよりもずっと暗く見えた。
    「ハルカ!」
     顔をあげるけれど、やはりいつもの彼女ではない。そんなことは解っていた。
    「ユウキ!」
     庭先にも関わらず、ユウキは話しだす。
    「今は暇? 今度バトルフロンティアっていう施設が出来るんだけど、その先行公開でバトルタワーのチャレンジチケットがもらえたんだ。行こうよ」
    「悪いけど……」
    「んじゃ、ミナモシティなー! 先いって待ってっから!」
     言うが速い。ユウキはすでにオオスバメの翼を大空へと広げ、その身軽な動きで飛んで行ってしまう。残されたハルカはオオスバメが消えていく方向を見て、ためいきをついた。
    「そんな気分じゃないのに」
     庭にモンスターボールを投げる。緑色のしっぽを振り、フライゴンはハルカに寄ってくる。その無邪気な行動も、今のハルカにとってどうでもいいこと。二枚の羽が作り出す微風が肩にかかる。いつもフライゴンはそうやって甘えてくる。
    「ミナモシティに行くよ」
     フライゴンの風を手で払いのける。戸惑いながらもフライゴンは主人の言う通りに空を飛ぶ。


     近づくに連れて、潮風が強くなる。そしてミナモデパートのアドバルーンも見えてきた。あの時とは違う宣伝が上がってる。
    ーきみのこと、いいと思うよー
     活気のある街。夜になれば灯台の光が海を照らし、道しるべとなる。キャモメの群れが港を飛んで行き、旋回して海へと突っ込む。そうして海面に出たキャモメは、嘴に魚をくわえていた。
    ー修行を続ければ、いつかはポケモンリーグのチャンピオンにだってなれる。僕はそう思うなー
    「うるさい!」
     ミナモシティに降りると同時に、ハルカは誰に向かってでもなく怒鳴った。フライゴンはおそるおそるハルカの顔色を伺う。そして機嫌を取るように、二枚の羽を動かした。しかしフライゴンの微風よりも潮風の方が強く、かき消されてしまう。
     フライゴンの気遣いはハルカに届かない。前は些細なことでもほめてくれたし、かまってくれたのに。何が起きたか解らないフライゴンは、そのままボールに戻される。


    「でさー、この前は釣りしてたらイワシとホエルコの追いかけっこ見たんだよ。野生のホエルコの狩りって映像でしか見た事無いからさあ」
     ユウキは船着き場の前からずっとこんな調子でハルカに喋りかけていた。当のハルカは生返事でひたすら聞き流している。さっきからユウキにしては話題がくるくると変わっている。聞いてる方も今、彼が何を話したいのかもよくわからない。
    「ハジツゲタウンにまた隕石が降ったっていうから、調査で……」
    「ユウキ、さっきから何?」
    「え、何って何?」
    「うるさいよ」
     それ以降、ユウキは黙ってしまった。ハルカはというと、そんなユウキの方を見向きもせずに、海の方を見ていた。


     まだ建設中のバトルフロンティアだけど、建物の形はそれなりに見えた。そしてその中で一番早く出来たバトルタワーは、青い空を突き抜けるほどの高さだ。船を降りた二人はしばらく上を見上げ、そして人の波に促されるように入って行く。
    「がんばれよハルカ!」
     人ごみに消えていくハルカの後ろ姿に声をかける。振り返ることもなく、ハルカは彼らの中にまぎれていった。
    「なにがあったんだよ、ポケモンリーグで」
     笑わなくなったのはその時から。ポケモンに構わなくなったのはその時から。誰ともまともに話してくれなくなったのも。何か聞き出そうとしても、ハルカは誰にも話さない。
     その前は、朝会おうが夜中に電話しようがずっと嬉しそうだったのに。ポケモンの話ならすぐに返ってくるし、戦ったトレーナーの話も飽きずに。


     オオスバメがはばたく。戦ったあとの昼食は格別だと言うように。隣には主人のユウキが向かい合ってテーブルについてる。ただならぬ雰囲気を察したのか、オオスバメはそれ以降ユウキの方を見ることもなく大人しく食事していた。
    ーなるほど、君の戦い方面白いねー
    「七連勝おめでとう」
     目の前のハンバーガーにかぶりつきながら、ハルカに言う。何も言わず彼女はストローをくわえていた。その行動に、意味があるわけがない。視線がチーズがたくさんのハンバーガーでも、ユウキでもない。どこか宙を漂っている。
    「いやー、ハルカはすげえよ。やっぱチャンピオンを倒しただけあるよ。俺なんて五勝目がつらくて、そのあとずっとギリギリで……」
     ユウキは黙る。ハルカがさらに黙りこんでしまったように見えた。
    ー大丈夫!君と君のポケモンなら、何が起きても上手くやれる。僕はそう信じているー
    「残念だよな、チャンピオンになれなくて。ホウエンで誰よりも強いのに、年齢制限なんてさ」
    「実力主義とかいいながら、結局は年齢とか、意外だったよなあ」
    「今頃チャンピオンだった人はどうなってるんだろうなあ。地位が守れてよかったとか、そんなこと思ってんのかなあ」
    「ダイゴさんはそんなこと思う人じゃない!」
     テーブルがひっくり返る勢いで、ハルカが拳を叩き付けた。ジュースの紙カップが握りつぶされている。まわりの客が何が起きたと言わんばかりにこちらを一斉に見た。
    「ユウキに何が解るの? ユウキに何が解ってそんなこと言えるの? 何も解らないのに勝手なことばかり!」
    「そんなこと思ってたらとっくにダイゴさんは帰ってきてる。何も言わないでいなくなったりしない!」
     テーブルにこぼれたジュースが広がっている。ユウキもハルカもそんなものに気がついてない。時間が凍り付いていた。いきなりハルカから溢れ出す悲しい感情に、ユウキも言葉が出ない。なぐさめようにも、何も言えない。
    「チャンピオンなんて欲しくない! 私がならないことで帰ってくるならそんなものいらない!」
    「いらない。だから、帰って来て欲しい」
     ハルカの声がだんだんと小さくなる。その願いがかなわないことは、何も解らないユウキでも容易に想像がついた。
    「ハルカ……」
     少しの間を開けた。一呼吸おくと、うつむいてる彼女に話しかける。
    「その人のこと、好きなの? ハルカらしくない」
    「どんな環境だってそのまま入っていけるのに、なんで出来ないの?」
    「同じポケモンの道を通ってる人なのに、永遠に会えないわけないだろ!? ここで俺に言うよりも、やる事あるんじゃないのかよ」
     ハルカがユウキを見た。今日会ってから初めて目が合う。
    「会いたいなら、同じ道を通り続けろよ。その人が残した足跡を辿り続けろよ。それでたどり着けなかったら、もう一度俺に言えばいいだろ。本当に、ハルカらしくない」
    「どうやって? どうしたらいいのかなんて解らないよ!」
    「俺なんてもっと知るか。その人のこと知らねえのに、言うことなんで出来るか」
    「言うは簡単に決まってる。出来るか出来ないかが問題なんじゃないの!」
    「だからハルカらしくないっていってるんだろ!」
     ポケモンを使わない実力行使の取っ組み合いに、道行く人は思わず足を止める。オオスバメはどうやって止めようか外からずっと見守っていた。ポケモンが尻込みしてしまうくらい、二人の殺気が凄かった。
     やがて警備員の人が来て二人を引きはがす。なぜこうなったのか解らないほど、二人の主張は変わり過ぎていた。


     帰りの船で、おたがいの頬には赤い跡や青い跡。そして近くにいるのに二人は絶対に顔を見ようとしなかった。同じことを思っていたのだ。先に謝るなら許してやると。手を出したのはお互い様で、悪いことだと認識しているのに、どうしても先に謝ろうとは思えない。
    「あのな」「だから」
     視線を感じて振り向いたのに。二人は同じタイミングで話しかけていた。それがおかしくて、思わず笑い出す。その笑いが落ち着いた頃、ハルカが話しかける。
    「ユウキの言う通りだよ」
    「何が?」
    「ダイゴさんがいなくなって動揺してた。そうだよ、ダイゴさんだってトレーナーだもん。いつかこの道を辿っていけば、また絶対会える」
    「だろ? どう考えてもそんな強い人なんてそうそういないんだからさ」
    「うん、だから明日からちょっとまた出かけてくる! 次会う時はまた私が勝たせてもらおうっと」
     着岸のアナウンスを流す。ハルカが跳ぶように出口へと駆ける。
    「だから今日はミナモデパートで買い物するから先に帰ってて! じゃあね!」
    「お、おう……立ち直り早いなぁ……」
     いつものハルカに戻った。ユウキはため息をつく。

    「なあ、こんなことってないよなあ、オオスバメ」
     引っ越してきた当日に、ポケモンを貰って、大喜びで見せて来た。目指すものが違うとしても、同じトレーナーとして何度か戦って来た。
     ポケモンに指示する時の凛々しい声、プレゼントしたときの嬉しそうな声。
     勝った時の嬉しそうな表情。進化したと報告してきた時の電話。
     ずっと前から気付いてたんだ。それなのにハルカは気付かない。気付かないどころか……。
    「初恋が実らないのは、本当だったんだな」
     ユウキはミシロタウンへと帰る。オオスバメの翼に乗って。



    ーーーーーーーーーーーー
    ウィズハートメモ(プロット?)
    テーマ「ダンバルと手紙」
    読む対象:マサポケの人たち中心(恋愛描写は極力避ける)
    3−1−3もしくは3−3−3
    カプ厨を避ける。ギリギリまでうすくする
    ダイゴとハルカのキャラを濃く描写せず、読む人の想像に任せる
    「初恋は実らない」ダイゴハルカ以外の誰かに言わせる

    ウィズハートについて。
    原曲:With Heart and Voice(デイヴィットギリングハム作曲)参考音源http://www.youtube.com/watch?v=05n35_VUEG4
    フルートソロに当たるハルカの描写を重視。二回目のフルートソロまで。2回目のフルートソロに入ってくるアルトサックスはユウキにあてる。
    メインテーマを好きだと自覚するあたりにする。
    クラリネットとフルートのは戦闘シーンに持ってくる→はじけるところは手紙をみたあたりに。


    その他テーマ候補。
    ハピナスの送り人(ポケスコ没としていつか投稿した)
    送り火やま
    オーレからホウエンへ、ダークポケモン

    こんなメモをしたらこんなのできたよ!
    2は、2回目フルートソロからラストまで。
    チャンピオン戦後にユウキが出せない理由その1
    人間関係ってどうしてこうすんなりいかないのか、不思議なもんです。


      [No.2137] Re: 自分の単行本を妄想するスレ 投稿者:音色   投稿日:2011/12/22(Thu) 23:26:06     101clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    > そこは是非御自分のでお願い致します(真顔

     そんなわけで少し真面目に自分の奴を妄想してみる。

    ●『ゴ―スを掃除機で吸いこんだ』

    【帯】
     ガスなんだから吸い込めますよね、たぶん。

    【目次】
    ・ゴ―スを掃除機で吸いこんだ
    ・ゴーストにデートに誘われた
    ・ゲンガーがケーキを作ると言いだした
    ・ムウマとショッピングに行ってみた
    ・よるのさかもり(書きおろし)

    【余談(あとがき)】
    【続刊予告】
    ・チョロネコヤマトの特急便
    ・地元だって集まるさ
    ・イッシュゴースト博覧会

     いい加減このゴーストシリーズどうにかしたい。年内に完結させる予定がムウマージで詰まってずるずると・・・。
     目標:31日までにこれ完結。

    【嘘予告】
    ・ゼニカネッ!
    『ある一つの探検隊が世界を救った・・・それから数世代後、金に五月蝿いニャース:ニックとペアを組むことになったゼニガメ:メイル(通称ジェニー)。幼馴染の保安官や未来から来た執行人を交え、彼等の金儲けはどこへ行く!?』
    ※こんな話になるかどうかは未定です。

    ●雑音戯曲集

    【帯】
    ポケモンの世界にひょっとしたらあるかもしれない戯曲集。

    【目次】
    ・煉獄姫(手直し)
    ・疫病神、憑きます(書きおろし)
    ・火喰らい(書きおろし)

    ・余談

     ようするにカクライさんのエピソードですよ。はい。戯曲が書きたい
     
     ・・・ここまで書いといてなんですが、上手いこと妄想ってできねぇぇ・・。


    > 『鞄』シリーズマジ切望……! あれが現在に至るまででの至高のザンハブ小説である事は論を待たねぇしなぁ(苦笑)

     ・・・ちょっと妄想してみるか。

    ●鞄

    【帯】
     思いつきません。スピンオフです。

    【目次】
    ・鞄
    ・空
    ・雨
    ・晴
    ・閃(書きおろし)
     
    ・余談

    【嘘予告】
    ・(タイトル未定)
    『カメラは現実を枠に沿って切り取る。切り取ったからには、そこに何かがある。青年は己が切り取ったモノを求めてあるく』

     鞄に出てくる彼女の正式な本編的な何か。

    【正直、『鞄』はあれ単品で勝負したほうがいいんじゃないかって気はする。うっすいことになりそうだけど】


      [No.2134] Re: 自分の単行本を妄想するスレ 投稿者:風間深織   投稿日:2011/12/21(Wed) 00:14:24     87clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    絵本が描きたいです。

    絵本「へびじゃないもん」
    個人的に今一番絵本にしたい作品。
    ミニリュウはへびでもなめくじでもありません。竜です。

    イラスト集「鏡の彼」「月の光」
    017さんのRainy dayみたいな感じになればいいと思う。「月の光」はもうずいぶん前に書いた「鏡の彼」の続編にあたるお話。

    イラスト集「586さんのキャラを3ミリ程度にまとめてみた、だけだった(仮)」←やりません
    私もイグゼと一緒にめいみちゃんを探しにいきたいんですけどどうしたらいいですか。

    ※イラスト集はすべてマステで貼ります。


    というなんという願望w


      [No.2130] Re: 自分の単行本を妄想するスレ 投稿者:クーウィ   投稿日:2011/12/19(Mon) 04:25:25     109clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    >  自分のじゃなくてもいいですか(殴

    そこは是非御自分のでお願い致します(真顔

    『鞄』シリーズマジ切望……! あれが現在に至るまででの至高のザンハブ小説である事は論を待たねぇしなぁ(苦笑)
    後、風合瀬の宴についてはご迷惑をおかけしております(白目) 本気御免なさい……(汗)




    では、この際折角だから……(


    ★1:『竜の舞』
    多分一番近い奴。……でも、原稿作業ががが(白目


    【帯】

    [ 『オマエ』と呼んでみた。……あの時と同じく、無機質な二人称の中にも、確かな思いを込めて―― ]


    【目次】

    ・雪の降る夜
    ・His Story 〜あるアウトローの軌跡〜
    ・赤い月(完全版) 書き下ろし
    ・差しのべられた手(アウトロー外伝) 書き下ろし
    ・宴の後で(赤い月外伝) 書き下ろし
    ・竜の舞(完全版) 書き下ろし

    ・後書き
    ・嘘予告

    その1 『Panzer Dragonite』

    [ 「パパはもう、帰って来ないんだって……」 国際空域に於いて突如として発生した、航空機撃墜事件。捕虜となり、祖国からも国際社会からも見捨てられたパイロットを救う為立ち上がったのは、幼い息子の涙に触れた、野生のドラゴンポケモン達だった―― タイムリミットは24時間。ミサイルと迎撃システムが支配する灼熱の空に繰り広げられる、超音速(ハイスピード)・バトルアクション!  『好きだからやってるだけさ。 ……だから絶対、裏切らねぇよ』 ]

    その2 『Story of ForgottenWorld』

    [ 気弱な探検家志望のヒトカゲ・ティルスは、嵐の翌日の砂浜で、記憶を無くした一匹のリオルと出会う。自らを人間であると称し、記憶の断片からピリマと名乗った彼女と共に探検隊を結成した事により、彼の運命は大きく変わっていく事となる。 『人間――それは、神話や伝説の世界などに登場し、遥か古代に存在していたといわれている、ポケモンとはまた別種の生物の総称だった――』 ]

    嘘予告は出来ればイラスト入りが良いかなぁと(苦笑  オイ)



    ★2:『○○○○○○○○』(タイトルは都合により明かせません  爆)
    此方は主にトレーナーもの中心でしょうか


    【目次】

    ・風合瀬の宴
    ・Shall We Dance?(完全版)
    ・○○○○○○○○(完全版 タイトル作品) 書き下ろし
    ・クソ親父(完全版)
    ・Next Step 書き下ろし

    ・後書き



    ★3:『鈍色の時代に』
    戦争関連の暗〜い話がメイン(


    【目次】

    ・海獣の鎮魂歌
    ・鈍色の時代に
    ・リトルダンサー(仮)
    ・M・I・A
    ・ゲート・キーパー
    ・邂逅(仮)

    ・後書き



    ★4:タイトル未定 
    多分一冊じゃ収まりきらないと思われ(  やるにしても、焔の島で一旦区切る説濃厚

    【目次】

    ・天狗の子(仮)
    ・船鬼始末
    ・雑卒紀(仮)
    ・焔の島
    ・双子風の伝説

    ・後書き


    ★5:他 シンオウの昔話とか諸々



    ネタは色々あるんです。ネタは(
    ただ書けないだけ。……絵に描いた餅とはまさにこの事だわさ(爆)
    まぁそれに、自信持って出せるぐらいのものを書ける事が大前提なのは言うまでもない。……精進あるのみorz

    後、ザンハブとカイリューのアンソロが拝んで見たいです。特にカイリュー!
    何時か出ると信じてる(笑)


      [No.2124] Re: 自分の単行本を妄想するスレ 投稿者:イケズキ   投稿日:2011/12/17(Sat) 19:57:13     107clap [■この記事に拍手する] [Tweet]



    目次


    “プロフェッショナル”に関わる5つの話

    ・トンカツ定食屋「切り切り亭」
    ・幸せな悪夢
    ・ザ・プロフェッショナル
    ・配達屋のペーゼさん
    ・とある犯罪捜査コンサルタントの話(書きおろし)


    “あの日”に帰る3つの話

    ・廂間―ひあわい―
    ・てく〜いやしん坊ラルトスの話〜
    ・御都合主義(書きおろし)


    “意思”にまつわる4つの話

    ・B's Will〜『B』の意思〜
    ・NOVELTYPE、な一日
    ・テングのウチワ
    ・電車の中(書きおろし)




    こんな感じでいいのかなぁ……。全部一つにしたら長いかな。
    ま、妄想だしいっかw

    個人的に灯夢ちゃんの写真集が……いやなんでもないでs(ドキャドキャバキャバキャグシャグシャ、ゴスゥ!!)


      [No.2123] Re: 自分の単行本を妄想するスレ 投稿者:音色   投稿日:2011/12/17(Sat) 18:57:12     98clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

     自分のじゃなくてもいいですか(殴


    ・師匠の作品集(タイトルはやはり師匠につけていただきたいので仮で(苦笑

    目次・・というより入れていただきたい作品

     ・雪の降る夜
     ・風合瀬の宴(続きに期待してるのですがまだですか師匠ー!
     ・あるアウトローの軌跡
     ・船鬼始末
     ・Shall We Dance?
     ・竜の舞


     師匠がこちらで投稿された奴はざっとこんなもんかな・・・?
     【書いてみた】の奴は省かせていただきましたが・・。赤い月はあっちに載るし。

     帯はやっぱり誰か著名な方に書いていただきたい・・!
     俺が書いたらただの師匠へ愛を叫ぶコーナーになりそうだから(爆)


     ついでにもう一冊

     ・あっちの掲示板の、あれ。

     師匠にはこれで分かっていただけるはず。
     むしろこっちだしてください。
     師匠が出さなくても俺が個人でまとめる可能性もありますが(爆)


    ※妄想っつーか願望


      [No.2122] Re: 自分の単行本を妄想するスレ 投稿者:巳佑   投稿日:2011/12/17(Sat) 00:32:59     114clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    ★その1:『巳畑の収穫祭』(仮)

    【帯】

     やっちゃいましたっ☆


    【内容】

     第三回のポスケコで撒いた種が育って短編集ができました。

    【目次】

    ・送贈-SouZou-
    ・あわにのって
    ・あかむらさき
    ・One daybreak One yell!
    ・カボチャンデラ
    ・巳の這いずりながらの後書き

     頑張ってイラストも描きま(以下略)


    【特典】

     未定(コラ 


    【価格】

     テイクフリー(え       
     


    ★その2:『お狐様のもふもふガーデン』(仮)

    【帯】
     買ってくれた奴はもふもふ。
     買ってくれなかった奴は鬼火でもふもふ。 by長老


    【内容】

     ある日、長老と呼ばれているキュウコンに言われた一言。
    「狐が出てくる物語九つ書けー! 書かなきゃ、鬼火でもふもふの刑じゃ♪」
    「いきなりクライマックス!?」
     そんな無茶振りを振られた巳佑の運命は――。


    【目次】

    ・『もふパラ』から見た世界史
    ・語り狐
    ・雨宿りも悪くない。
    ・こなゆ。(ただしポケスコに提出したものから大改稿、とりあえず最後のシーンとか削ります)
    ・ねつき屋(仮)
     
     他四作品の予定。

    「九人から話を集めるのも面白そうじゃのう、ほほほ♪」
    「それ某イラスト集じゃ(欲しかったなぁ……というのはここだけの話) 


    【特典】

     長老があなたをもふもふして狐にしてくれるよ!
     レッツ、もふパラデイズ!


    【価格】
     
    「99円なんてどうじゃ?」
    「まさかの(以下略)」



    ★その3:『狐日和』

    【帯】
     
     鳩尾崩壊注意の高校生活に青年、大ピンチッ!?

    【内容】

     関西弁のロコンさんがひたすら鳩尾を撃つお話です。
     ……おや誰か来たようだ(ドキャバキャグシャ!!)


    【目次】

    『未定』と赤い字で書かれている……。


    【特典】

     灯夢さんのピンナップでいいんじゃ。
     なんなら裏表紙は灯夢さんのセクシーな写真でいっぱいにしてもいいし。
     ……おや誰か来たようだ(ドキャドキャバキャバキャグシャグシャ、ゴスゥ!!)


    【価格】

    『みたらし団子』と赤い字で書かれている……。  




    *全て、あくまでも妄想です。タブンネ。


      [No.2121] Re: 自分の単行本を妄想するスレ 投稿者:久方小風夜   投稿日:2011/12/16(Fri) 12:40:54     119clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    冒険してた奴、ちょっと来い 〜まとめて読む掲示板〜


    目次
    ・【幼馴染は】暇だから幼馴染の女に安価でメールする【マジ化け物】
    ・幼馴染にバトルサブウェイに強制連行されているんだが
    ・【団員】組織を作って世界征服を目指す【募集中】
    ・冒 険 し て た 奴 ち ょ っ と 来 い
     …他、全8話を収録



    舞台はインターネット。
    「改造」から「モンスターボールの使い方」までを手広くカバーする巨大掲示板群。

    今日も好き勝手に罵り合い、慰め合い、笑い合う住人達。
    そんな日常の中、時には笑いあり、涙ありのドラマが生まれることも……?

    話題を集めたスレッドをまとめて書籍化!





    ※タイトルは適当です
    ※話数も適当です
    ※スレタイも適当です
    ※ネタがありません


      [No.2120] Re: 自分の単行本を妄想するスレ 投稿者:リナ   投稿日:2011/12/16(Fri) 01:38:40     103clap [■この記事に拍手する] [Tweet]


    ● タイトル「世界と日本の名作集」

     ◇目次:
      1.イソップ寓話より、北風と太陽
      2.浦島太郎
      3.桃太郎

     ◇背表紙:
      嘘じゃない! ホントなんだ! 一体どこにルナトーンが出てるってい(ry


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