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  •   [No.2423] Re: 海の上ゆらゆら 投稿者:朱烏   投稿日:2012/05/15(Tue) 10:56:30     53clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    はじめまして。読んでいただきありがとうございます。
    『遥か東方の海は、水平線を描かず』は、空なのか海なのか分からないくらいに景色が真っ青だというのをどうやったら短く表現できるかなと思っていたときに、ふと浮かんだ表現です。短い分、いろんな解釈ができますね。
    アメタマは少し子供っぽくて、それをキマワリが遠目で笑っているような感じです。

    コメントありがとうございました!


      [No.2422] 雨 [お題:晴] 投稿者:フミん   投稿日:2012/05/15(Tue) 01:23:54     74clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    ここのところ、ずっと天気が悪い。男は、窓から外を見ながらため息をついた。

    梅雨でもないというのに、空には灰色の雲がかかり地面や人、建物を濡らしている。一度止んだと思えばまた雨が振り、太陽が顔を出すことはない。そんな日がもう何日も続いていた。当然、そんな毎日ばかりだと自然と気分が沈み、気持ちが憂鬱になってくる。
    一体いつになったら晴れるのだろう。テレビで天気予報を確認してみても、明日も雨、その次の日も雨。晴れになるのは、最低でも一週間は先だと告げている。思わず男は、ため息をついてしまった。同時に困っていた。

    男は明日外出する予定なのだ。彼には、遠く離れた土地に恋人がいた。その大事な恋人が明日、自分が住む家に遊びに来てくれるのだ。実に一ヶ月ぶりになる。その恋人と、近くの遊園地に出かける約束をしていた。無情にも、雨は止む気配どころか勢いが増している気がした。もし明日もこんな調子だとしたら遊園地どころか、どこにも出かけることができないだろう。全く、特別な日になんと運が悪い。
    なんとかならないだろうか。頭を抱え家の外を眺めていると、あるポケモンが通りかかった。

    てるてる坊主のような外見、くりっとした大きな瞳、雨水を模した頭に、雲のような胴体。存在そのものが雨を表しているみたいだった。
    あれはポワルン。てんきポケモンという二つ名があり、確か天気に応じて体が変化する一風変わったポケモンだ。しかも、ポワルンは天候を変える技を覚えることができる。

    天気を変える。こうしてはいられない。男は直ぐに家から出てそのポワルンの元へ急いだ。
    いきなり現れた人間にポワルンは驚き逃げようとするが、男はそれを制止した。


    「待ってくれ、話を聞いてくれ」

    男の必死な様子にポワルンは逃げるのを止める。濡れるのも構わず、男はポワルンに志願した。

    「実は君にお願いがあるんだ。明日、ここの地域の天気を晴れにしてくれないか」

    「明日の天気ですか?」

    ポワルンは首を傾げる。

    「明日、僕は大切な人と出かける約束をしているんだ。でも明日が雨だと、家から出られなくなってしまう。お願いだ、明日だけで良いから、天気を晴れにしてくれないか?」

    「どうしましょう。私、天気をある程度自由に変えることができるでしょう。だからそういう話をよく持ちかけられるんですよ。明日は運動会が嫌だから雨にしてくれだとか、片や明日は大事な試合があるから快晴にしてくれだとか、そんなことを言われるこっちの身にもなってくださいよ。ポケモンが技を使うのだって、結構疲れるんですよ」

    「そんな、お願いだよ。僕にできるお礼なら、なんでもするからさ」

    「本当でしょうか。実際に私が天気を変えると、もうお前は用済みだとお払い箱にされることがよくあるんです。お礼をするとか言っておいて卑怯です。あなたも同じことを考えているかもしれない」

    「そんなことはない。私はしっかり働き、恋人と真剣に交際する真面目な人間だよ。恩を仇で返すなんてできる人間に育てられていない。誓えるよ」

    男は必死なようで、ついにはポワルンに土下座をし始めた。今までそんなことをされたことがないポワルンは、流石にためらってしまう。男の方もここまで来たら引くことはできない。今我慢をすれば、素晴らしい明日が待っている。こう思えば、こんな行為安いものだ。
    雨に濡れ、恥を捨てて頼み込んでくる人間を見捨てることは、ポワルンにはできなかった。
    暫くした後、ポワルンは頷いた。

    「分かりました。あなたの頼みを引き受けましょう」

    「本当か、ありがとう。で、君は何が望みだ?」

    「あなたの家でしっかりとした夕食をご馳走してください。それと、一晩泊まらせてください。それで結構です」

    「そんなことなら、お安い御用だ」

    男はポワルンを抱きかかえ、自分の家の中へ戻っていく。
    その日の夜は、ポワルンにとって幸せな一晩になった。男が殆ど手作りした手料理をお腹いっぱいに食べ、汚れていた体を風呂で洗うことができ、そして布団で寝ることができた。与えられた布団はここ最近の天気が悪いので干したてではないが、外で寝ることと比べたらずっと快適だった。ポワルンにとって、満足いく時間を過ごすことができたのは確かだった。
     




    次の日。天気は、予報通り雨だった。相変わらず雲は空を隠し、冷たい雨を地面に叩きつけている。外出するのも億劫な程、雨量は多い。
    すっかり満足したポワルンは、男の家の玄関先にいた。


    「昨晩はありがとうございました。いくらあなたの望みのためとはいえ、あんなに良くして貰えるなんて思いませんでした。お陰でとてもぐっすり眠ることができましたし、腹も満たされて満足です」

    「それは良かった。で、約束なんだが」

    「はい。もちろん私は約束を守ります。本日の天気を晴れにしてあげましょう」

    男は心から喜んだ。これで、彼女と堂々と出かけることができる。

    「ああ本当にありがとう」

    「お礼を言うのはこちらの方です。では早速」

    ポワルンは曇る空を睨みつけ、全神経を集中させていく。その様子を、男は後ろから黙って見守った。

    ポワルンの横顔は真剣そのものだった。技を使うのが疲れるというのはあながち間違いではないようだった。小さく唸りつつ、祈り続けている。男も、思わず生唾を飲み込んだ。
    すると、天気に変化が訪れる。先程まで勢いよく降り注いでいた雨が止んでしまう。どう見ても裂けることがないと思われた厚い雲に亀裂が入り、太陽の光が漏れてくる。邪魔な雲が自分から退いているみたいだ。しかし、これは目の前の小さなポケモンの力なのだ。
    やがて灰色の雲が全て消え、辺りは快晴になった。同時にポワルンの形も太陽のように変わり、顔全体が赤く染まった。


    「ふう、終わりましたよ。これで借りは返しましたからね」

    「凄い、まるで魔法使いだな。改めてありがとう」

    「魔法使いだなんてそんな大層なものではありませんよ。私にできることをしただけですから」

    「いや、人間にはどう頑張ってもできないことだからな。尊敬するよ。じゃあ今から外出する準備をするよ」

    「そうですか。では私も当てもなくうろつくことにしましょう」

    「毎日は無理だが、時々なら家に来ても良いよ。またご馳走しよう」

    「それはありがたい。食事に困ったらまた訪問します」
     
    男とポワルンは仲を深め、そしてそれぞれの生活に戻っていった。今日は素晴らしい一日になることを互いに信じて。






    同時刻、男が住んでいた地域から少し離れた近隣の町。
    この地方では、今日雨が降ることはないと予報されていたが、突然空に雲がかかり雨が降ってきてしまった。予想もしていなかった出来事に住民達は慌て、雨がしのげる場所へと駆けていく。
    とある老人も、天気予報を信じて傘を持ち歩いていなかったので、服や髪の毛は濡れ、酷い格好になっていた。


    「やれやれ天気予報が外れるなんて。今日はついていない」

    老人は誰に話しかける訳でもなくそう呟いた。その老人の横にはポワルンがいる。このポワルンは男と仲良くなったポワルンではなく、老人と長年一緒に暮らしている家族、全く別のポケモンだった。突然の雨のせいで、ポワルンの体は青色へと変化している。

    「困ったな、これでは家に帰れない。ポワルン、ちょっとにほんばれをしてくれないか?」

    「もちろん、お安い御用です」


    老人のポワルンは空に向かって念じだす。するとまた雲が動き始め・・・






    ――――――――――


    今回初めてお題に挑戦してみました。
    ちゃんと、お題を生かせていると信じています。

    フミん



    【批評していいのよ】
    【描いてもいいのよ】


      [No.2421] 海の上ゆらゆら 投稿者:小樽ミオ   投稿日:2012/05/14(Mon) 22:21:15     61clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

     はじめまして、読ませていただきました。

    > 遥か東方の海は、水平線を描かず。

     ここ、大好きです。快晴を表現するのに空の雲ではなくて、一見空とは遠そうな水の上の景色が使われていて、なんだか魅力的でした。蜃気楼でしょうか。水面きらきら、景色ゆらゆら。

     キマワリいわく「汚い言葉」で空を罵るアメタマが、最後は子どものおまじないのように口にするのがかわいらしい(あれれ 笑)ですね!
     対照的なキマワリは、お決まりのニコニコ顔で空を見つめていそう。まぶしいなあ。

     では、これにて失礼いたします。どうもごちそうさまでしたm(_ _)m


      [No.2420] 晴れ晴れ爽快。 投稿者:朱烏   投稿日:2012/05/14(Mon) 12:06:07     57clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    晴れた。
    快晴。
    三日三晩降り続いた忌々しい雨の痕跡も、ほとんど無くなっている。
    昨日、やけに機嫌のいいアメタマが、悪いことが続いた後には絶対にいいことが起こるさとかなんとか言っていたが、その通りになった。
    ただ彼は、落ち込んでいる私の考えている『悪いこと』が雨天のことだとは思わなかったようだ。

    そして今。
    木の下でうずくまるように佇んでいるアメタマは、明日雨になりやがれ太陽の莫迦野郎、と酷く汚い言葉を吐いている。
    三日も雨を浴び続けたくせに随分と欲張りなものだ。

    向日葵に似た花びらを、太陽に向けて開くと、心地よい熱が全身を駆け巡る。
    嗚呼、気持ちいい。
    何だか君の暖かさを嫌う者もいるようだけど、私は君が大好きだよ。


    キマワリ


      [No.2419] 晴れの座談会 投稿者:あつあつおでん   投稿日:2012/05/14(Mon) 07:45:45     57clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    キュウコン「さあ、今日は私の先輩との座談会です。お、来ましたね。グラードンさん!」

    グラードン「おお、久しぶりだねキュウコン君。しかし先輩はいいよ。自分の初登場は君より遅いんだから」

    キュウコン「そんなことはありませんよ。私は特性『ひでり』を後からもらいましたから、れっきとした先輩です」

    グラードン「そ、そうか。ではさっさと始めようか」

    キュウコン「はい。まずはグラードンさん、2010年の世界大会はお疲れさまでした」

    グラードン「いきなり古い話題だな、おい」

    キュウコン「確かに。でも優勝者の手持ちにいたそうじゃないですか」

    グラードン「その通り。決勝は確かルギア君が相手だったね。お互いその大会では中々人気がなかったから、なんとも言えない気分だったよ。まあ、自分は後半から増えたけど」

    キュウコン「バンギラスやメタグロスをはじめとして、一般ポケモンにはかなり強かったですからね。ホウオウさんも似た境遇だったはずです。グラードンさん自身はルンパッパと組むことが多かったようで」

    グラードン「本当は、ワタッコと組みたかったんだけどね。かわいいし。ルンパッパには雨対策兼サポートとして戦ってもらったが、非常に助けられた。カイオーガが腰巾着にするのもうなずけるな」

    キュウコン「そう言えば……2004年の全国大会でもグラードンさんは優勝しましたよね」

    グラードン「カイオーガと一緒にな。あやつは敵に回せば恐ろしいが、味方にすれば頼もしい限りだった」

    キュウコン「カイオーガさんとの仲はどうなんですか?」

    グラードン「悪くはない。ついこないだも、うっかり現れたレックウザを一緒に撃退したしな」

    キュウコン「へえ、それは意外ですね。てっきり犬猿の仲なのかとばかり」

    グラードン「それは使う側の偏見だ。そういう周りの声が我々の仲を険悪にするのだよ。他にもこういう奴がいるな、晴れは弱いから嫌い、雨は強いから好き。コンセプトがまるで違うせいでよく嫌われるが、使わないポケモンを勝手に毛嫌いするなと。迷惑極まりない」

    キュウコン「その話、実によく分かります。私は最近ニョロトノ、バンギラスとユキノオー、カバルドンと仲良くなったんですが、きっかけが主人同士の言い争いなんですよ。お互い全く譲らないので、こちらは愚痴ばかりでした。私の友人のキュウコン、は同じパーティに天候変化役が何匹もいるので恵まれていると言えますね」

    グラードン「なんと、そのようなパーティがあるのか。自分もかつてカイオーガに背中を預けた経験があるせいか、とても懐かしい」

    キュウコン「異常気象パと言われるパーティですね。ほとんど全員が天候を変えられるので、他のポケモンの邪魔にならないのが魅力とのこと。私もあのようなパーティで戦いたいです」

    グラードン「自分も、今一度カイオーガと肩を並べたいものだよ」

    キュウコン「……おっと、そろそろお時間ですね。ここからは一杯やりながらということで、一旦お開きにしましょうか」

    グラードン「そうだな。今日はありがとう、久々にゆっくりできたよ」

    キュウコン「こちらこそ、ありがとうございました。では行きましょうか」









    お題が晴と聞いて即座に思いついた。本当はキマワリとかチェリムとかワタッコもおあつらえ向きだろうけど、それはまた別のお話。


      [No.2418] 晴れ晴れ不快。 投稿者:朱烏   投稿日:2012/05/14(Mon) 07:38:17     70clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    晴れた。
    快晴。
    遥か西方の山に、雲はかからず。
    遥か東方の海は、水平線を描かず。

    史上最悪の天気だ。頭のアンテナが萎れた。
    三日降り続いた雨の代償は、これか。
    土砂降りの中で小躍りしている場合じゃなかったんだ。
    たっぷりと溜まっていた水たまりも、悉く消失してゆく。俺の居場所が消えてゆく。
    なんなんだ、もう。太陽、お前のことだ。さっさと西の山の向こうに隠れてしまえ。

    でも、憎たらしいほど時間の流れは遅くて、南中の時刻すらまだまだ来そうにない。
    しようがないから、木陰に隠れて、空を呪った。
    あーした、あーめに、なーあれ。


    アメタマ



    10分ででっちあげました


      [No.2417] にほんばれ 投稿者:紀成   投稿日:2012/05/13(Sun) 14:29:10     74clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    あめが ふりつづいている

    あめが ふりつづいている

    あめが ふりつづいている

    あめが ふりつづいている

    ハスブレロの あまごい!
     
    あめが ふりつづいている

    あめが ふりつづいている

    あめが ふりつづいている

    あめが ふりつづいている

    オタマロの あまごい!

    あめが ふりつづいている

    あめが ふりつづいている

    あめが ふりつづいている

    あめが ふりつづいている

    あめが ふりやんだ!

    キレイハナの にほんばれ!

    ひざしが つよくなった!

    ひざしが つよい

    ひざしが つよい

    ひざしが………


      [No.2416] 晴れ狐 投稿者:穂風奏   投稿日:2012/05/12(Sat) 23:58:28     58clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

     心までどんよりしそうな雨雲をどこかへ飛ばしたくて
     誰よりも早く飛び出してみる

     吹雪で凍えそうなときも、砂嵐で目が開けられないときも
     私がいればすぐに太陽が顔を出す

     天気がいいと気分も晴れて
     いつもより元気に駆け回りたくなって
     いつもより強くなれたような気がして

     お日さまのあたたかい光が気持ちいいから
     みんなの笑顔を見られることが嬉しいから
     私は「晴」が大好きだ

     雨の方が好きだなんて言わないで
     砂に紛れて隠れたいと逃げないで
     せっかくの「晴」なんだから

     誰もが笑って過ごせる
     そんな「晴」が、いつまでも続きますように


    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

     「晴」と言ったらキュウコンさん! ということで書いてみました
     晴れパを使う自分としては、ほぼ毎回出てくるバンギやニョロトノのおかげで、キュウコンを活躍させてあげられないのが残念です。私の力量不足もありますけど

     さて、今回のような形は初めてでした。詩っぽい形式もまた小説とは変わった良さがあって、難しさもありますね。またいつか挑戦してみたいと思います
     それでは失礼いたしました


      [No.2415] 晴空の理 投稿者:巳佑   投稿日:2012/05/11(Fri) 14:17:58     86clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

     
     むかしむかし、その世界の空はまっくらでした。
     まるで黒い紙がべったりと貼られているようなもので、消える気配は一つもありませんでした。

     それより以前は、その世界の空は綺麗な青で澄んでいました。
     しかし、この世界の人やポケモンが何かに悲しんだり、誰かに憎しんだりすると、その気持ちが風に乗って空にたまっていくことがありました。
     それがつもりにつもって、最初はにごったような灰色に、だんだんと黒いまだら模様が広がり、最後はまっくらになってしまいました。

     もう、このまま笑うこともなく、その世界は終わってしまうのかと思われたときのこと。
     もふもふとした白い毛を乗せた龍が一匹、この世界にやってきました。
     人々やポケモンたちはその龍がこの世界にトドメをさしにきたのかと恐れていました。

     誰も手を出せないままでいると、白い龍は青い焔を吐きながら踊り始めました。
     大きな翼をはためかして、右にくるりと回ったり、左にくるりと回ったり、または空をおおきく泳いでいました。
     
     枯れ堕ちた空に青を咲かせましょう
     凍え堕ちた空に青を咲かせましょう
     人の子や
     獣の子や
     笑えや笑え
     喜べや喜べ
     枯れ堕ちた空に青を咲かせましょう
     凍え堕ちた空に青を咲かせましょう

     白い龍の青い焔が空に登っていくと、なんと不思議なことに黒い空が燃えていきます。
     そこから一筋の光が現れたかと思えば、その焼けた隙間からは青い空が顔を覗かせていました。
     人々やポケモンたちは手を取り合って喜びあい、手をたたきあって笑いあいます。
     その感情が幾重(いくえ)にも青い焔に乗って、どんどんと青い空が広がっていきました。

     やがて全ての黒い空が焼き払われ、空は一面、綺麗な青が澄んでいました。
     
     その青には人々とポケモンたち、そして白い龍の笑顔が咲いていました。
     
      

    【書いてみました】
     お久しぶりです、巳佑です。
     テーマが晴れということで、何を書いてみようかなぁと思って、『晴』という字をよく見たら……日と青という文字が出てきて、想像を膨らませたのが今回の物語です。レシラムが花咲じいさん的なことになっておりますが、『あおいほのお』と『晴れ』がうまく組み合わさっていたら幸いです。

     ありがとうございました。

    【何をしてもいいですよ♪】
    【一ヶ月ぶりに投稿させてもらいました】 


      [No.2414] ゴーヤロック神からアドバイスを頂いただと…… 投稿者:moss   投稿日:2012/05/07(Mon) 17:10:49     93clap [■この記事に拍手する] [Tweet]



    > ヒロイン(と呼んでいいのか……)の窪田さんは、一見勇敢で生き物への思いやりを持つ少女のような印象を受けますが、
    > その実態はとんでもない性質を持つ、狂人と呼ぶに相応しい存在だった、という展開が面白かったです。


    ありがとうございます! 実はヤバイ人という展開をやってみたかっただけでもありますがw

    > 欲を言うなら、
    >
    > >植物に向かって謝らせたり。それだけでも十分変人なのに、彼女は死んだ生き物ーーつまり死骸までもを大切にした。あの事故の多い電信柱の前を通ったとき、車に轢かれた可哀想なポケモンの死骸を見つけると、彼女は駆け出して僕に埋めてあげようと言いだす始末である。
    >
    > 上の文のある段落で初めて窪塚さんの名前が出てくるわけですが、結構早い段階で「変人」というネガティヴな印象を与えるワードが出てきています。
    > これは読者に「窪塚さんは普通じゃ無さそうだ」と警戒心を与える結果になっているので、後半の狂気的なシーンのインパクトが若干薄れているように思います。

    確かに展開がある程度予想できてしまいますね。ありがとうございます。


    >
    > 上二つで言いたかったのは、後半の窪塚さんの狂気染みたシーンをさらに活かすために、直前まで窪塚さんをまっとうな人間に"偽装"しておいた方が面白いんじゃないか、ということです。
    >
    > 参考になれば幸いです(´ω`)


    参考になりすぎてヤバイですありがとうございます!!
    面白さを私ももっと追求しなきゃ駄目ですね。

    ありがとうございましたっ!!


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