マサラのポケモン図書館 カフェラウンジ
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  •   [No.2121] Re: 自分の単行本を妄想するスレ 投稿者:久方小風夜   投稿日:2011/12/16(Fri) 12:40:54     119clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    冒険してた奴、ちょっと来い 〜まとめて読む掲示板〜


    目次
    ・【幼馴染は】暇だから幼馴染の女に安価でメールする【マジ化け物】
    ・幼馴染にバトルサブウェイに強制連行されているんだが
    ・【団員】組織を作って世界征服を目指す【募集中】
    ・冒 険 し て た 奴 ち ょ っ と 来 い
     …他、全8話を収録



    舞台はインターネット。
    「改造」から「モンスターボールの使い方」までを手広くカバーする巨大掲示板群。

    今日も好き勝手に罵り合い、慰め合い、笑い合う住人達。
    そんな日常の中、時には笑いあり、涙ありのドラマが生まれることも……?

    話題を集めたスレッドをまとめて書籍化!





    ※タイトルは適当です
    ※話数も適当です
    ※スレタイも適当です
    ※ネタがありません


      [No.2120] Re: 自分の単行本を妄想するスレ 投稿者:リナ   投稿日:2011/12/16(Fri) 01:38:40     103clap [■この記事に拍手する] [Tweet]


    ● タイトル「世界と日本の名作集」

     ◇目次:
      1.イソップ寓話より、北風と太陽
      2.浦島太郎
      3.桃太郎

     ◇背表紙:
      嘘じゃない! ホントなんだ! 一体どこにルナトーンが出てるってい(ry


      [No.2118] Re: 自分の単行本を妄想するスレ 投稿者:マコ   投稿日:2011/12/15(Thu) 16:09:36     95clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    じゃあ、私はロングのシリーズを。

    「ポケリア〜ポケモンがリアル世界にやってきた!」

    (帯)舞台はオオサカ。そこで巻き起こる、主人公とその友人、そして彼らのポケモン達による日常、悪党とのバトル!

    これまでの連載に加え、「書いてみた」シリーズでのスピンオフ版、番外編、さらに書き下ろし作品も数本!

    皆様、是非お買い求めください!


      [No.2117] Re: 自分の単行本を妄想するスレ 投稿者:紀成   投稿日:2011/12/15(Thu) 10:45:14     95clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    じゃあ皆様ご存知?のシリーズを。


    『幻影淑女と死神紳士』

    ・『少女から淑女へ。一人と一匹が織り成す不思議な物語』(帯より)
    ・今までのファントムシリーズに大幅書き加え、更に書き下ろし長編もつけました。


    『黄昏婦人の優雅な日常』

    ・『紅茶と一緒にお楽しみください』(帯より)
    ・黄昏堂にやってくるお客や、曰くつきの商品の説明などが沢山入ったエッセイ集。

    優雅な日常 目次

    ・トワイライト
    ・狐執事(書き下ろし)
    ・ローレライ
    ・時をかける少年(書き下ろし)
    ・黄昏色の目の人形(書き下ろし)

    おまけ:商品の調合リスト

    『again』

    ・『芸術家とは爆弾である。特に周りが見えなくなった場合、それは時にとんでもない出来事を引き起こす』(キャッチコピーより)
    ・マスターの子供時代、父親、そしてライバルである検事兼芸術家。時を越えて再び事件が蘇る。


    [出せる日が来るといいな]


      [No.2116] Re: 自分の単行本を妄想するスレ 投稿者:あつあつおでん   投稿日:2011/12/14(Wed) 23:54:49     88clap [■この記事に拍手する] [Tweet]


    せっかくなので帯の煽り文を書いてみる。

    ポケモン好きから廃人まで満足できる、冒険小説の決定版! 全86話のボリューム、緻密なダメージ計算、駆け抜けるストーリー……。夜のお供に是非。

    大長編ポケットモンスター、上下巻セットで990円。お申し込みは当サイトまで。


      [No.2114] 自分の単行本を妄想するスレ 投稿者:No.017   投稿日:2011/12/14(Wed) 20:10:54     90clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    自分の小説で単行本を出したら……?
    そんな妄想をしてみようというスレです。

    タイトルや目次、
    カバーの紹介文や、帯の煽り、あとがきなんかを妄想してみませんか?
    書けば案外実現するかも?


      [No.2110] おじいさんの旅路 投稿者:西条流月   投稿日:2011/12/13(Tue) 21:33:42     99clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

     
     見ず知らずの――よい子限定ですが――人に黄金をプレゼントする。
     そんな行為を半世紀近く続けてきたぐらいなグッドでアルティメットでウルトラなおじいさんがおりました。
     ただ、この行為はアルティメットにグッドすぎたのでしょう。残念なことに完璧なまでの球体に加工した黄金を配るおじいさんの元にはあまり人が近づいてきてくれないので、なかなか黄金を配ることはできませんでした。
     それでも、おじいさんはめげませんでした。
     いつだっていいことは受け入れにくいものなのです。
     いいことをするのも受け入れて協力するのも恥ずかしい、面倒くさい。そんな世の中だということを知っているからです。
     街を綺麗にしようという清掃活動の呼びかけも暴力のない世界を作ろうと呼びかけることも人はいつだって見ないふりをするものなのです。それがたとえいいことだと無視している人も知っているのにも関わらず、に。
     それと同じです。
     だから、おじいさんはめげません。近くを通る人に声をかけ、きんのたまを配ります。
     悪い人だった昔の自分を悔いるようにいい人になろうとおじいさんは頑張り続けました。
     そんな行為を続けて、早数十年。
     おじいさんはあるとき、ふっと疑問を覚えました。
     自分はこのままでいいのだろうか、と。
     その問いはもう幾度も通り過ぎた道でした。
     見ず知らずの人に配っても、幸せになるのはきんのたまを受け取った人だけ。おじいさんの目的は世界中の人が幸せになることなのに、それではいささか範囲が小さすぎるのではないか、と。
     そんな疑問が浮かぶたびにおじいさんは、千里の道も一歩からと言う言葉を胸に刻み続けて、その問題を解決してきましたが、今日はそうはいきませんでした。
     配り続けてきたきんのたまの数は膨大だというのに、いまだに世界は幸せになりません。
     世界は広いのだと思おうとしました。広いから分からないのだと思おうとしました。
     でも無理でした。
     今度は、どれくらいの年月をかければ、どれほどのきんのたまを配れば世界が幸せになるのかということを考えてしまったからです。
     ふう、と溜息を吐いて、視線を落とせば、視界の端には深いしわの刻まれた節くれだった手。その手には杖を握っております。
     もうおじいさんは若くない。いつ倒れるかわかったものではありません。
     しかし、このアルティメットグッドマンの道を継いでくれる者はだれ一人としておりません。
     この黄金に目を眩ませず、ただ奉仕の思想をもって、人に配り続ける。そんな人をおじいさんは長い月日を過ごしてなお、見つけることはできなかったのです。
     いつ志半ばで倒れるか分からない。そんな不安を抱えてしまったのです。
     おじいさんは思いました。
     このままでは願いがかなう前におじいさんが死んでしまいます。
     そうなったとき、残った黄金はどうなるのでしょう。
     誰かが世のため人のためと使ってくれることを信じたいですが、世の中はそんなご都合主義はなかなか存在しません。
     ただ、放っておかれるだけならいいですが、悪人の懐に入ってしまうことも十分に考えられます。そうなれば、おじいさんの願ったことと真逆のことが起きるのは明白です。
     そして、あーでもない、こーでもないと思案した結果、おじいさんはひとつの結論を導きました。
     やりかたを変えようと。
     そうです。おじいさんは今まで、偏見を持たずに自分に近づいてくることをできる人をいい人だという選別基準を設けていました。しかし、それではおじいさんに近づいてくれる人が少なかったという弊害がありました。
     おじいさんはこのことを今までそれだけいい人が少ないのだと思っていましたが、その話しかけられなかったという人に、内気でシャイな子がいる可能性に思い至ったのです。今朝のテレビでも、コミュニケーションが取れない人が急増しているとやっていました。
     おじいさんの若い頃はそんなことはありませんでしたが、きんのたまを配り始めて数十年。時代が流れれば、人も変わるものです。
     おじいさんもやりかたを変えるべき時が来たということでしょう。
     おじいさんは今度は自分から声をかけ、配ろうと決めました。
     幸せが歩いてこないように、目的の成就も歩いてきてはくれない。そんな当たり前のことにいまさらながらに気付いたのです。
     まず、おじいさんはイッシュ地方に行くことを決めました。
     さまざまな町で人を見定める。出会う人数は多い方がいい。
     ならば、ビッグでフリーダムな地方を、ということをツイッタ―で検索したら、引っかかった地方だからです。
     まずは注文すると次の日には届くと噂の密林でイッシュの地図をクリック。そして、イッシュへ向かう船旅のチケットを入手。きんのたまの形を崩さないようにブリーフケースに入れることも忘れません。
     密林から地図が届いたと同日、おじいさんは船のタラップを踏みしめていました。
     長い人生、イッシュという地を踏んだことは未だにないということに忘れかけていた冒険心がちりちりと胸を焦がすおじいさん。
     自然と笑みが零れます。

     ◆ ◆ ◆

     首が痛くなるほどの高いビル。そのビルに努める多くの人々。
     同じ「街だというのに、おじいさんのいた街とは雲泥の差です。やはりイッシュはでかかった。
     しかし、と名物のヒウンアイスを舐めながら、おじいさんは苦々しく思っていました。
     大きい街だからでしょうか、人々に余裕はなく、皆自分のことで精いっぱいでとてもではないですが、人のために行動できる人が少なそうです。
     今までは自分に近づいてくる人に見境なくあげていたおじいさんはこまってしまいました。だれがいい人なのか判断する基準を持ち合わせていなかったのです。
     人の良さと言うものが見た目で分からないのが残念です。
     しかし、まだイッシュにきたばかり。これから探せばいいのです。
     溜息を吐きながら、おじいさんはヒウンシティを後にしました。






    【書いていいのよ】
    【好きにしていいのよ】
    【レイニーさん、アルティメットグッドマンお借りしました】


      [No.2098] Limbo 投稿者:   《URL》   投稿日:2011/12/04(Sun) 20:12:10     97clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    <テーマ>
    送 / 贈


    <ワード>
    ◆送 / 贈
    ・そう‐そう〔サウ‐〕【葬送】
     [名](スル)遺体を葬るために墓所まで送ること。のべおくり。送葬。「―する行列」

    ・おくり‐び【送り火】
     盂蘭盆(うらぼん)の最終日、親族の霊を送るために門前などでたく火。門火(かどび)。《季 秋》「―のあとは此世の蚊遣哉/也有」⇔迎え火。

    ・おくり‐ぼん【送り盆】
     盂蘭盆(うらぼん)の最終日で、親族の霊を送る日。《季 秋》「茄子(なす)や瓜一つに流す―/かな女」

    ・かど‐おくり【門送り】
     葬送の際、喪家には行かず自分の家の門口で見送ること。

    ・しょうりょう‐おくり〔シヤウリヤウ‐〕【精霊送り】
     盂蘭盆(うらぼん)の終わる日に、送り火をたいて精霊が帰るのを送ること。たまおくり。

    ・のべ‐おくり【野辺送り】
     死者を火葬場または埋葬地まで見送ること。また、その行列や葬式。野辺の送り。野送り。

    ・ぼん‐おくり【盆送り】
     盂蘭盆(うらぼん)の最後の日に、精霊(しょうりょう)を送り返し、供え物を辻・川・海などに捨てたり流したりする行事。精霊送り。送り盆。

    ・おくり‐もの【贈(り)物】
     人に贈る物。進物(しんもつ)。プレゼント。

    ・おく・る【贈る】
     [動ラ五(四)]《「送る」と同語源》感謝や祝福などの気持ちを込めて、人に金品などを与える。贈り物をする。「記念品を―・る」「はなむけの言葉を―・る」

    ◆Limbo
    ・リンボ,地獄の辺土 《地獄と天国の間にあり,キリスト教以前の正しい人,洗礼を受けなかった小児,異教徒,白痴者の霊魂の住む所》.
    ・忘却; 無視された状態.
    ・リンボ, 古聖所:天国と地獄の中間の場所;洗礼を受けなかった幼児やキリスト降誕以前に死んだ善人の霊魂がとどまるとされる
     →the limbo of infants(幼児リンボ界)
    ・忘却のかなた
     →be cast into limbo(忘れ去られる) 
    ・(両極端の)中間状態[地帯];どっちつかずの状態.
    ・拘置所, 刑務所;拘置状態, 拘禁.
     →in limbo(不安定な状態で, 宙ぶらりんの状態で).
    ・虚無

    ◆Animo
    アニモ。作中のポリゴンにつけられた名前
     →エスペラントは「人工言語」、人為的に生み出された言語
      →ポリゴンは「人工のポケモン」という触れ込み
     →アニモ[animo]は「魂」「霊魂」などを意味する


    <交通整理>
    ・死者との別れを「送る」と表現するのは間違いのない事実。つまり、死者の魂は確実に「何処かへ辿りつく」と考えられている。
    ・主人公はアニモに魂が宿っていると考えている。アニモの停止は死と同義であり、アニモの魂もまた「何処かへ辿りつく」必要があると考える。
    ・肉体が物理的に喪失するまで、魂は眠ったまま宿ると考えられる。送り火山でアニモを葬ろうとしたのはそれが理由。
    ・しかし送り火山にて、端的に言うと「アニモは生物ではない。無生物だ」と拒絶されてしまった。ここでアニモの「生物である」という前提が揺らぐ。
    ・この前提の揺らぎが、主人公の思考に大きな影響を与えている。アニモは生物なのか?無生物なのか?
    ・スピアーの針を供養する「針供養」、ジュペッタにならないために人形を供養する「人形供養」など、無機物に魂が宿っているかのような風習の数々。
    ・無生物であっても魂は宿るのか?無生物のアニモに魂が宿るなら、その魂はどのようにして送られるべきか?
    ・アニモは「デジタル・セメタリー・サービス」に「送られ」(送信/伝送/伝送)、今の形を「デジタルで寸分違わず」留めたまま、サーバで眠りに付く。
    ・肉体の喪失=魂の遊離が前提ならば、アニモの魂は永遠に留められたまま、天国にも地獄にも行けない一つの場所に留まることになる、それこそがLimbo。サーバはLimboである。
    ・主人公は、アニモをサーバに「送った」のが正しいのか、ずっと答えを出せずに迷っている。


    <シチュエーション>
    ・【魂はある】針を供養するおばあさんとスピアー
    ・【魂はある】古くなった人形を供養する少女
    ・【魂はある】森羅万象に魂が宿ると主人公に聞かせたおばあちゃん
    ・【魂はある】人類が「誕生させた」と説明するプレゼンター
    ・【魂はない】壊れた竹蜻蛉を捨てる少年
    ・【魂はない】アニモの供養を拒絶する送り火山
    ・【魂はない】アニモの死を「機能停止」と表現するカスタマーサポート


    <デフィニション>
    ◆アニモ
     主人公のポリゴンの名前。享年十五歳。由来はエスペラント語の「魂」(Animo)から。

    ◆デジタル・セメタリー・サービス
     シルフ社が提供する「電子霊園」。亡くなったポケモンをデータ化して引き取り、「当時の姿を留めたまま」半永久的に保管するサービス。


    <募集テーマと作品テーマの摺り合わせ>
    ・魂は送り込まれ、送られてゆく
    ・魂は如何にして送り込まれる?
    ・魂を送り込むのは誰?
    ・魂は何処へ送られてゆく?


    <ポケモン小説としての意義>
    ・ポリゴンは生物か?無生物か?
    ・ポリゴンの終末は死か?停止か?
    ・ポリゴンが生物であるなら、魂は宿るのか?
    ・魂が宿るとするなら、その魂はどこへ送られるのか?


    <タイトルの意味>
    ◆存在
    ・キリスト教以前の正しい人
     →ポリゴンにとっての「キリスト」はいない
     →ポリゴンの善悪を裁く者の不在
     
    ◆状態
    ・どっちつかずの状態・中間状態・不安定な状態
     →生物か?無生物か?
     →ポケモンか?プログラムか?
     →死か?停止か?
    ・無視された状態・忘却のかなた
     →ポリゴンの魂は人々に無視されている or 忘れられている
     →魂があるということを無視されている or 忘れられている

    ◆場所
    ・天国と地獄の中間の場所
     →天国にも地獄にも行けない
     →中間・中途半端・どっちつかず
    ・無用なものの捨て場所
     →機能停止したポリゴンはデータとしてサーバに送られる
    ・拘置所
     →サーバに留められたポリゴンは天国にも地獄にも行けない


    <何が言いたいのか?>
    ◆二次創作的アプローチ
     「ポリゴンに魂は宿るのか?」

    ◆テーマ的アプローチ
     「ポリゴンの魂はどこへ送られるのか?」

    ◆タイトル的アプローチ
     どっちつかずの状態
      →ポリゴンは生物?無生物? 魂は宿る?宿らない?

     中間状態
      →生物でも無生物でもない、魂が宿るとも宿らないとも限らない
     
     無視された状態
      →ポリゴンは生物でありながら、それが無視されている?

     天国と地獄の中間の場所
      →ポリゴンは天国と地獄、そのどちらにも行けない

     無用なものの捨て場所
      →ポリゴンの送られるサーバは、無用となったポリゴンの捨て場所

     拘置所
      →天国にも地獄にも行けないまま、ポリゴンは半永久的にサーバに拘置される


    <時系列整理>
    ・主人公の誕生とアニモの登場
    ・主人公とアニモのふれ合い
    ・おばあちゃんとアニモの関係
    ・おばあちゃんの死
    ・アニモの死
    ・アニモの葬儀が拒絶される
    ・アニモをDCSへ送ることになる
    ・スマートフォンに写るアニモの姿を見る


    <実際の書き起こし順の整理>
    ・スマートフォンで何かのデータをダウンロードする主人公
    ・スマートフォンで何かをダウンロードする少女→話の導入
    ・画面には「アニモ」と書かれている→アニモの存在を定義
    ・生まれた次の月に家へやってきたアニモ→生まれたときからずっと一緒にいたことの定義
    ・父親にアニモは玩具ではないと諭される→アニモを「生き物」と考えるようになったきっかけ
    ・竹トンボを壊す少年→無生物は「死ぬ」のではなく「壊れる」
    ・一週間前の出来事が脳裏をよぎる→次の回想へのつなぎ
    ・アニモが死ぬ/機能停止する→アニモが既に亡くなっていることを記す
    ・変わらないように変わってしまった→重要なメッセージ「変わらないように、変わってしまった」
    ・人形供養をする少女→無生物にも魂が宿ると言う考え方の暗示
    ・その傍らには祖母と思しき女性が立っている→祖母の登場に向けての布石
    ・祖母を一年前に亡くしている→アニモの死を受け入れられたのは、祖母を同じように亡くしていたから
    ・祖母は常々、あらゆるものに魂が宿ると言っていた→祖母の言葉が、主人公に大きな影響を与えている
    ・粗大ゴミの山を見つめる→葬られること無く、ただ積み重ねられた無生物
    ・かつて使われていた痕跡が多く残っている→かつてはどこかで使われ、確かに居場所があったはず、ということの示唆
    ・送り火山に葬ろうとしたところ拒絶される→非常に重要なシーン。送り火山に拒絶される
    ・ポリゴンは生物ではないという→ポリゴンは生物ではなく無生物であり、そもそも送るべき魂が存在しない
    ・スクラップしておいた古い新聞サイトの記事→次へのつなぎ
    ・架空の人物の告別式・葬式が行われたと言う話→架空の人物でさえ時として別れの儀式が行われることの表現
    ・カスタマーサポートに「再起動」するよう言われる→アニモが魂のない無生物であると突きつけられる
    ・プログラムを初期化すると、過去の記憶は消えてしまう→再生ではなく「再起動」であることを示す、ポリゴンが「プログラム」であることを表現する
    ・ダウンロードの終わったスマートフォン→次へのつなぎ
    ・片隅に「DCS」の文字が見える→次へのつなぎ
    ・シルフから「デジタル・セメタリー・サービス」を提供される→デジタル・セメタリー・サービスの定義
    ・促されるまま、少女はアニモをDSSへ送信する→アニモをDCSへ「送信(伝送)」する
    ・動いていた頃のアニモの写真→ダウンロードが完了した
    ・ニュースメールのプレビュー「人類が初めて作り出したポケモン・ポリゴン」→「作り出した」という言葉を使い、ポリゴンが「生み出された」のではなく「作られた」のだと強調する
    ・友達と喧嘩をして落ち込んでいると、アニモが寄り添ってくれた→アニモの心遣いと優しさ
    ・固い無機質な感触に、言いようの無い頼り甲斐を覚えた→アニモは確かに意思を持ち、いつも自分の側にいてくれた
    ・少女は問う「あなたをそこに送ったのは、正しいことだったの」→中途半端で割り切れない場所(=Limbo)に立たされた少女が、永遠に変わらない場所(=Limbo)にいるアニモに問い掛ける
    ・写真の中のアニモは、何も言わずにただ視線を送るだけ→アニモは何も語らず、ただいつもと変わらない、変わらなくなってしまった視線を「送る」だけ

    -----------------------------------------------------------


    Limboの構想ノート兼プロット。本編の執筆時間よりこのメモを弄ってる時間のほうが圧倒的に長かった。
    よく見てみると、完成稿ではカットまたは変更された内容も結構あったり。


      [No.2085] プロットとは呼べないものですが・・・(汗 投稿者:クーウィ   投稿日:2011/11/24(Thu) 15:01:58     82clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    ハブザン  真面目なハブネークとガサツ者のザングース  赤い月  阿蘇山(フエンタウン)  赤と青  神主とその娘  温泉郷  背後から奇襲  ずっと負け無し殺すならオマエ


    『赤い月』のプロット(?)です。・・・プロットっつーかメモだけどね(汗)
    物語の骨格は大体5分ぐらいで出来たので、その時思い付いた大まかな設定を一行のメモとして残したもんです。

    後は空いた時間に思い出して直書き。 ・・・基本何でもこのスタイルですので、ちゃんとプロットを用意出来る方には頭が上がりませんです(汗)
    もっと修行しねぇと・・・


      [No.2082] 友人がポケモンに侵されている件について 投稿者:紀成   投稿日:2011/11/21(Mon) 19:18:50     64clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    カントー地方……間違えた、関東地方、西寄り。マサラタウンほどではないけどタマムシシティ、ヤマブキシティには程遠い土地に、その学校はある。
    来年度の受験生向けのパンフを見せてもらったが、そこには『おいこの学校何処だよ』と通う私が突っ込んでしまうくらい嘘で覆われた内容と写真が載せられていた。堂々と野球部載せんなよ。知ってるんだぞ、一学期期末試験の結果発表の日、お前達が甲子園予選を戦いに行ってコールド負けして帰ってきたこと。なんだこの爽やかな笑顔は。この予算泥棒。
    これ以上書くとカゲボウズ塗れになりそうなのでやめておく。ことの始まりは、甲子園おろか夏休みも終わって二学期が始まって二週間近く経った日のことだった――


    これはどういうことなのだろう。パンデミックなのか。今まで何の予兆も無かった。私はまだいい。元々好きでこうしてサイトに小説を投稿しているくらいだから。だが、彼らは。彼らはどうなってしまったのか。
    女子トイレ。教師陣が使えないのをいいことに休み時間は携帯電話による通話、メール、その他諸々校則違反のオンパレードの地となる。
    そこの一角で、友人がDSをいじっていた。覗かせてもらえば、そこはイッシュ地方だった。
    「お前ポケモン持ってたの」
    「最近ハマった」
    よくもまあぬけぬけと言えるものだ。中一の時私の趣味を聞いて『この歳でポケモン?ワロスwww』などと言っていたお前が!
    「ブラックか……」
    「紀成は持ってんの?」
    「あたぼうよ」
    何か意味が違う気がしたが、彼女は気にしない。図鑑を見てため息をつく。
    「あー、サファイア今更やるのもな」
    「図鑑完成か」
    「紀成ってどのくらいポケモン持ってんの?」
    ここでちょいと自慢したくなる。小学校の時はテレビゲームなんて持っていなかった。コロシアムをプレイしている男子が当時は珍しいジョウト地方の御三家を持っていて、羨ましかった覚えがある。
    今度は私がその男子になる番だ!
    「ほとんど持ってるよ」
    友人が喰らいついてきた。
    「最初の三匹は!?」
    「え……うん。最終進化系なら」
    「タマゴ頂戴!」

    とまあ、ここまでで『中間終わったらね』と言って戻る。いやー驚いた。メアド交換して、中間終わった後で『欲しい奴あったらメールして。タマゴ生ませるから』とソフトを渡す。
    で、その夜のこと。原稿をしていたら、メール着信の合図の曲が流れてきた。差出人は友人。

    『おいなんでこんな伝説持ってんだよ』

    そりゃあ、サファイア→パール→プラチナ→ソウルシルバー→ブラックと経由してきたんだもの。プラチナは数回やり直してギラティナが二体くらいいたはずだ。確かディアルガも二体、ルギアも……
    『どれか一匹くれない?』
    さてどうしようか。被ってるやつを教えてもらう。一番弱いディアルガをあげることにした。イベントで入手したものだ。
    『ありがとう!』

    それから早二ヶ月――

    11月21日、月曜日、一時限目。左斜め前の友人が下を向いたまま動かない。ゲームだ。しかも機種はかなり古い。十年くらい前に発売されたGBA。まだ充電できないSPより前のモデルだ。今の小学生に見せたら、きっとカチンとくる答えが返ってくることだろう。何せ白黒画面のゲームの存在を、『戦後?』というくらいだから。
    だがしかし。いやしかし。入っているソフトがいやに大きい。アドバンスのソフトはきっちり挿入できるサイズのはずだ。だが今入っている物は半分以上はみ出ている。
    ……まさか。
    休み時間、見せてもらった。サファイアより色が少なく、グラフィックも粗い。ヒノアラシが戦っている。
    そのまさかだった。

    彼女は、ポケモン『銀』をプレイしていたのだった。

    「ちょっと、電気ランプ点滅してるんだけど」
    「ああ、何かメモリ切れちゃって、セーブできないんだよね」
    「え、じゃあこのまま?」
    「そうなるね」

    二次元目の日本史。隣の男子がしきりにその古いアドバンスと格闘している。どうやらジム戦らしい。セーブできないのは辛い。一度負けて、鍛えなおしたら勝てたという。ちなみに所要時間、四十分くらい。
    一時限の時間は五十分。何やってんだ、お前ら。
    そして三時限目前の十分休み。さっきの友人がブラックをプレイしている。ディアルガが戦っている。
    「おい紀成、このディアルガ、お前がくれたやつだよ」
    「……」

    すっかり忘れていた。ゴメン、ディアルガ。


    ――――
    オチなし。でも本当のこと。いいよね、ポケモン(遠い目)


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