はじめまして。レイコと申します。昼涙 下 まで読ませていただきました。
感想は完結を待ってしかるべきかと思いましたが、どうにも我慢できませんでしたので……
いやあ面白いです。四つ子とポケモン。さいごまで一気に読みきってしまいました。
イメージイラストも素敵ですね。すんなり頭にビジュアルが浮かぶことで読む楽しみも倍々増です。
さて、個性豊かな四つ子とトキサとの交流にほのぼのさせられていた矢先の『転』。
白状しますと、かなりショックを受けました。先に面白いと言いつつこの段階で相当凹みました。
法律、政治等のキーワードは頭にインプットされていたはずですが、つくづく心構えが足りていなかったなあ、と。
ミアレの魅力を余すところなく伝えてくれるトキサのエリート節、好きでしたのに。
それら全部ひっくるめて、面白い、とこの小説にむかって声を大にして言いたいのですけれども。
ポケモンのゲームにせよアニメにせよ、ぬるま湯の世界観を享受しつつも頭の片隅から離れない矛盾や疑問がいざ取沙汰されると、こんなにキツいものかと思い知りました。
なかなか自力で足を踏み出せなかったテーマにふれることができて、いい経験をさせていただいた気がします。
もっと素直な言い方をすれば、恐いもの見たさでこういった小説を一度読んでみたかったんです。
ようこそお待ちしておりました! と、申し上げたいくらいの不安と期待が渦巻いています。
まだまだお伝えしたいことはありますが、きりがないので今回はここまでにさせていただきます。
執筆お疲れさまです。続きを楽しみにしております。